14-08-11 (月) ~ 14-08-13 (水) |
水道の漏水が発生したため配管を修理しました。
水道配管は地下に埋められておりますですので掘り返さないと見ることができません。
過去の記録、特に写真は漏水調査の手掛かりとして大いに役立ちますので再発に備えて詳しく記録しておくことにしました。
家内から6,7月の水道料金が通常より5,000円程高くなっているとの指摘を受けて、
全ての水道の蛇口を閉めても量水器のメーターがゆっくりと回転する典型的な漏水です。
トイレ洗浄タンクのボールタップ不具合によるちょろちょろ漏れを点検したところ見事に的中!
INAX製なのですがたまに水が止まらないことがありますのでこれで解決と思いきや
メーターは相変わらずゆっくりと回転しています。配管からの漏水を疑うしかありません。
地面の土が湿っていたり、水が噴き出していれば事は簡単なのですがどこで漏れているか判らない最悪の事態です。
君津市街地はもともと昭和40年代に私が勤めていた新日鐵(現新日鐵住金)の進出に伴って田んぼの上に開発された町で随所に地盤沈下が見られます。
当家はさらに昔は沼地(?)だったようで今でも敷地が沈下しています。
軟弱地盤の上に建てられた重いコンクリート住宅ということもあって家屋は基礎杭に支えられています。
基礎杭により家屋が沈下しないので周囲の地面が下がると家屋への引き込み配管が地面に埋設されている水道本管に引っ張られて
配管が破損してしまいます。入居後間もなく配管の接続部が抜けて水が噴き出したことがあったことから
今回も同様の原因と推定し漏水個所を調査することにしました。
地表面に湿気が見当たらないので引き込み部分を一つずつ掘り返していくことにしました。
結果的には自宅西側の引き込み配管部分を全て掘り起こすことになり、
極微量の漏水部分や簡単に配管の接着が外れてしまった部分など3カ所を修理することになりました。
主な漏水個所が本管部分であったため、本管の一部をも交換する大がかりなものになってしまい、
配管材料の調達に7回もホームセンターへ往復することにもなりました。
量水器
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自宅西側(普段は物置)
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工事前 |
コメント |
工事後 |
ボイラー支管
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漏水なし
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風呂支管 クリーム色は温水管
風呂支管の本管チーズ上流の漏水状況
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本管接続部 上流側 漏水主因
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本管チーズ、支管、下流側本管を交換
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洗面支管 クリーム色は温水管 地面近くのL字配管は浄化槽の空気管
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微量漏水 接着劣化
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本管チーズ、支管、上流側本管を交換
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トイレ支管
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漏水なし
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台所支管
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微量漏水
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本管(チーズ,エルボx2交換) 支管交換
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自分で施工した台所より下流側を閉塞し漏水個所を切り分け 【結果】 下流側に漏水なし(安堵!)
南側ウッドデッキや東側駐車場のコンクリート下に配管があり、ここで漏水すると大変なことになる。
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