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手術 経過 03 回復 退院後
日付 記録 写真など
退院後は変化も少ないと思われますので特別な変化がない限りブログはここで一旦終了とします。
大きな手術を実行していただいた主治医の山田先生、実際に執刀してくださった担当医の林先生、研修医としてサポートしていただいた喜安先生・藤澤先生 さらには親切かつ適切に対応していただいた看護師の方々に改めて感謝します。
また、たくさんの方々からお見舞いをいただきありがとうございました。
13-01-04 (金) 本日退院しました。
退院前に担当医から手術の状況について説明を受けました。
この時初めて手術の際の写真を見せていただきました。
肝臓の所々に変質している所があったことからがんの転移の可能性もあり当初の予定よりも切除量が多くなたたこと
切除した肝臓の検査で変質している所は単なる炎症でがんの転移は認められなかったこと
がんは肝臓内で胆管が左右に分かれている直後の右側で他への転移は認められなかったとのことでした。
入院期間が長引いたのも肝臓の切除量がもともとぎりぎりと考えていた量よりも多かったためでしょう。
切り取った肝臓の写真、退院時病院のホールでの写真

これからの写真は刺激が強いので気の弱い方は見ないでください。
切除前の肝臓
切除後の状態
切除した肝臓の断面
がんの部位
13-01-03 (木) お腹のポンポコリンは相変わらずですが容態も安定してきたことから明日退院することになりました。
明日はドレインの傷跡を抜糸します。
13-01-01 (火) 新年おめでとうございます。
病院での正月を迎えました。
体調は安定していて、お腹のポンポコリンは心もちわずかに小さくなってきたような?気がします。
正月明けには退院の許可がでるのではないかと期待しています。
大みそかから元旦にかけては息子達もキャンピングカーで病院に来て一緒に過ごしました。
元旦の朝食は病院からも正月らしいものが出ましたが、キャンピングカーで雑煮を作りささやかに新年を祝いました。

病室からの初日の出、雑煮とささやかなおせち料理
12-12-28 (金) 家内は一泊で病院に帰って?きました。
病院内は暖かく、外の寒さが全くわかりません。 ちなみに、病室は 26.5 ℃ に設定しています。
ビリルビン値は 2.3 まで低下してきていますがお腹のポンポコリンはなかなか治まりません。
12-12-27 (木) 入院以来2カ月病院で寝泊まりしてくれた家内が一時帰宅しました。
12-12-25 (火) お腹のポンポコリンが依然として治まらないため病院で越年することにしました。
12-12-24 (月) とうとうクリスマスイブを迎えてしまいました。
先生は今日の血液検査で退院の判定をする腹積もりのようでしたが
お腹のポンポコリンが依然として治まらないため退院の判定は見送りになりました。
血液検査の結果は良くなってきているとのことですので、じっくりと構えようと思います。
ちなみに、ビリルビン値が 2.9 まで低下してきています。
病棟の病室は帰られたか方で空き室が目立ってきました。
12-12-19 (水) 本日、お腹にささっていたドレイン管が取り外されました。
これで、お腹の腹水が自然吸収され、ポンポコリンお腹が解消すれば退院の運びになるとのことです。
退院まであと一息です。
12-12-16 (日) 体のかゆみも徐々にやわらいできました。
体調が回復しつつあるサインだと感じています。
この調子でポッコリお腹が解消してくれれば退院の目途が見えてきます。
12-12-15 (土) 退院後も横になることが多いのではないかと考え、インターネット通販で電動リクライニングチェアを購入しました。
12-12-14 (金) 点滴の針が入らず5回目でようやく成功(じっと我慢!!) 一人の看護師さんがトライできるのは2回まででその後はベテランの看護師さんへバトンタッチとなります。
にもかかわらず、点滴は本日で終了しました。 これでとりあえず術後以来続いたひも付きから解放されます。
12-12-13 (木) ドレイン管から造影剤を注入してX線画像による検査を実施
1週間後に再度検査してドレイン管を抜くかどうか判定したいとのこと
肝機能が回復して、腹水を吸収してくれるのを待つことになりそうです。
年内の退院は微妙になってきたようです。
12-12-12 (水) ビリルビン値が 5.1 まで低下
昨日に引き続きドレインが多量に排出してきました。 歩行するなど、体を動かすと溜まった腹水が排出されるようです。
体のかゆみは昼間はあまりなく、夜間に出てきますが以前に比べれば少なくなってきました。
12-12-10 (月) ビリルビン値が 5.3 まで下がってきました。
腹水が相変わらず溜まっていてポンポココリン状態は解消せず。
シャワーのあと600CCが一気に噴き出してきました。
12-12-08 (土) ビリルビン値が 5.8 まで下がってきました。このまま順調に下がってくれることを願うばかりです。
午前中シャワーの際、腹水がしたたり落ちてきました。(コップ2杯くらい)
腹水の治まりが退院の一つの目途になりそうです。
今日は風が強く、太平洋の沖合まで白波が立っていてサーファーも姿が見えません。
12-12-07 (金) 予期せぬ事態が勃発、深夜、腹水がドレイン管から噴水のように噴き出した。
その量は約2L、おかげでポンポン腹は解消したものの良かったのか悪かったのか?
先生は冷静な様子
12-12-06 (木) 今日から利尿剤が朝昼から朝のみ、カリウム2錠がなくなる。
午後 ドレイン排出部のX線造影剤検査と調整
良くなっていきているとの先生からのコメントでした
12-12-05 (水) 朝7時に採血しました。午前中にX線撮影の予定です。
太平洋の雲も少なく気持ちの良い日の出を迎えました。
亀田総合病院の印象は「患者本位」が貫かれているということです。
検査漬けと感じるかも知れませんが、客観的なデータを元に的確な処置を速やかに実行していきます。 患者のカルテはすべて電子化され、血液検査は採血から1~2時間で分析結果がコンピュータに入力され、 X線画像などのフィルム画像も撮影後直ちにカルテに反映されます。
看護師さんは検温・血圧などの値を測定後直ちにノートパソコンからコンピュータに入力していきます。 院内は無線LANが張り巡らされ、看護師さんが廊下でノートパソコンにデータを打ち込む姿があちこちで見られます。
先生は入院病棟であっても各階に置かれたパソコンから患者データを見ることができ、 その場で検査や薬の手配・食事メニューの変更を手配することができます。
薬や採血検体などは24時間いつでも エアーシューター(気送管) で関係先へ速やかに配送されます。 従って、看護師さん達が書類や物品を運ぶ姿は全く見られません。
また、院内の仕事は完全に分化され、病室とレントゲン室との往復は専任のポーターさんが当たります。 従って、看護師は看護の仕事にのみ集中できます。
今から朝食です。とりあえずここまで
12-12-04 (火) 今日は採血なしです。
昼食より、全粥からご飯にしていただきました。
食欲も徐々に回復しつつあります。
12-12-03 (月) ビリルビン値(黄だんを示す数値)が 7.5 まで下がってきました。後戻りしないよう願うばかりです。
ドレイン(お腹に刺した管から出てくる腹水)は相変らず出てきます(ガーゼ交換が1日4回くらい)が お腹の膨らみは少し小さくなってきたかなという感じです。
かゆみはリンデロンVローションのおかげで随分楽になりました。
12-12-02 (日) 今日は血液検査がありませんでデータ的にどうなっているか判りませんが体調は比較的良好でした。 一方で、おなかからのドレインは相変わらず染み出してきて4から5時間で吸収用の厚いガーゼがぐっしょりなってしまいます。
日曜日なので息子達が見舞いに来てくれ、キャンピングカー車検のため息子達が乗って帰りました。
がまんできないかゆみを抑えるためリンデロンVローション 10ml を処方していただきました。ステロイド系の塗布約です。
研修医として最初からかかわっていただいた藤澤先生が救急に異動とのことで挨拶に来られました。 もう少しフォローしたかったとの感想でしたが、きめ細かく面倒を見ていただいたので私としても残念な気がします。
12-12-01 (土) とうとう12月に入ってしまいました。
朝6時から昨日のブログを書いています。
土曜日でもあり夜明け前からサーファーがちらほら見られます。天気はいいのですが波は小さそうです
今日は塩化ナトリウムの点滴2回以外の予定はありません。
12-11-30 (金) ビリルビン値は 9.0 ですが全体的な検査データは改善してきているとのこと。
毎朝続いていた血液検査は来週月曜日で土日はなしになりました。
今の悩みは「かゆみ」です。足首、背中など体のあちらこちらに発生しています。
皮膚がかさかさになり「よもぎローション」なるロング缶大の容器に入った液を塗布するように処方されてはいるのですが かゆみを抑えるというよりかゆみを予防するという効能のようです。
利尿剤の影響で夜は1~2時間おきにトイレという状態のなかでトイレ2回に1回は「よもぎローション」を塗布する状況です。
今日はX線撮影と担当医がX線映像を見ながら腹部トレイン管より造影剤を注入しドレイン管の長さを切り詰める処置が行われました。
ドレインを抜いている部分の大きさは10cc程度の小さなもののようですが周囲から流入した液がそこから出てくるようで、 出てくる液を吸収する5センチ厚みのガーゼがぐっしょりなることもしばしばです。
検査室の手違いでX線撮影とドレイン管の長さを切り詰める処置との間に1時間程度車いすに乗ったまま待たされました。 これは何とか1時間程度は車いすに乗ったままでいることができるようになったということでもあります。
12-11-29 (木) ビリルビン値は 9台 足踏み状態です。
先生の話によれば輸血(ヘモグロビン)の影響だろうということです。
今日は塩化ナトリウムの点滴を2回のみの予定です。
12-11-28 (水) ビリルビン値は 8.5 まで低下してきました。
昨日のコメントは撤回です。
抗生剤は本日の2回でとりあえず中止して様子見
体調調整のため輸血(ヘモグロビン)とのことで急遽シャワーの後X線撮影、 塩分補充のため塩化ナトリウムの点滴がありました。
血液検査のデータからきめ細かく処方してもらっています。
12-11-27 (火) 気持のよい晴れです。いい波(少し高いかも?)の割にはサーファーが少ないです。
ビリルビン値は今日はまだ不明です。先生の来室もめっきり少なくなってきました。
また、点滴がめっきり少なくなり、6時間おきのバンコマイシンのみになっています。
順調に回復している兆候ではないかと思います。
お腹ポッコリの腹水を減らすたの利尿剤の影響で夜間1~2時間おきにトイレに起こされていますが、 パソコンも椅子に腰かけてするようになりました。
変化が少なくなりましたので闘病記も記入が減ると思います。
12-11-26 (月) 荒れ模様の天気で太平洋がらの白波が押し寄せています。さすがに、サーファーの姿は見られません。
ビリルビン値は10.7に低下しました。
術後1カ月ぶりにシャワーで体を流しました。
先生からは年内の退院を目標にとのことです。気長く構えて頑張ろうと思っております。
ポンポコリンの腹とドレインの管
12-11-25 (日) 一般病室へ移ったことで外の景色が見えるようになしました。今日は快晴で気持ちの良い朝になりました。
ビリルビン値は11.7とのことで足踏みの状態ですが、体調は徐々に回復しつつあるようです。
おなかには腹水が溜まりパンパンに膨らんでいます。
排出するために利尿剤を服用しているため夜中は1~2時間おきにトイレで起こされます。
12-11-24 (土) ビリルビン値は11.2にまで下がってきました。
抜糸しました。 はさみのような道具でホッチキスの針状のものを除去、チクリとするような痛みのみでした。
シャワーが許可、洗剤使用も可とのことです。もう一カ月もシャワーなしでしたので明日チャレンジします。
本日の午後ようやく一般病室へ移動になりました。
山口県の親戚が連休を利用して遠路見舞い来てくださいました。

抜糸の様子(担当医の林賢先生)
ドレイン吸収用の分厚いガーゼ